ダイヤモンドの光は・・・
全国版のニュースに苫小牧の豪雨の様子が放送されたためか、心配してくれた親戚や知人から電話やメールが届きましたが、お蔭様で何の被害もなく、大丈夫でした。しかしながら、こういう時に被害を受けた方達の不安が少しわかったような気がしました。ほんと怖いです・・・。
先日、ヤクルトの宮本選手の引退会見があり翌日の新聞にこういう記事が出ていました。
「夜にダイヤモンドが光っているなら、それはその上に炎が輝いているからです。」
プロ野球・ヤクルトの宮本慎也選手に、光の情景が重なる。たとえば遊撃手が鋭い打球を横っ跳びに好捕し、起き上がるや一塁に送球してアウトに仕留める。称賛は遊撃手の攻守に集まるが、投手の胸には「打たれた!」という苦い敗北感が残る。宮本選手はむずかしいゴロも正面でさばいてきた。「打ち取った!」と、投手がいい気持ちであとを投げられるように。攻守ではなく好投手が称賛をあびるように。テレビで以前、そう語るのを聞いたことがある。
みずからはロウソクの炎に徹し、輝きはマウンド上の宝石たちに譲る。2000本安打、ゴールデン・グラブ賞10度の足跡もさることながら、惜しみない拍手が送られて然るべきはその、心のたたずまいかも知れない。
という記事でした。
ヤクルトの前監督の野村さんが言った「最高の脇役になれ」の言葉どおりの野球人生だったんだなーと感じました。深いですね・・・。
これを読んで、今は亡き大島親分が言った「人にはそれぞれの役割があって、御輿を作る人・御輿を担ぐ人・御輿に乗る人がいるんだ」というのを思いだしました。
この間に引退表明した山崎選手や今回の宮本選手、残念ですね。これからの若い選手にどんどん「野球に対する熱い思い」を伝えていって、ぐいぐい魅力ある野球を見せて欲しいなーと思っています。
コメント
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宮本選手は、脇役のプロだね。
いろんなところに、こんな立派な人がいて、世の中が回っているんだと思うよ。
アルキメデス様
そうだね。
相田みつをさんもたしか、
「大事なものは、見えないところにある」って言ってたっけな・・・。 女将