誰のもの?って・・・
秋まで枯れずに花をつけていた紫陽花。色もブルーから赤紫色に変化し、それなりの美しさです。年をとればとったなりの美しさを見習わなければ・・・。(誰だい?そこで笑ってるのは!)
生物多様性の会議が行われていますよね。希少価値の植物や動物からの利益・権利は誰のもの?という問題を聞くたび、思いだす言葉があるんです。倉本聰さんの言葉で、「アイヌの人が先人から伝えられた言葉で、人間は自然の利息で暮らしている。だから決して元本に手をつけてはいけないんです」。私の記憶ではこの言葉はドラマ「北の国から」の最終回で使っていたように覚えています。
ここ最近、思ってもいない自然の災害。猛暑に竜巻・大雨。それによる動物や植物の異変。
もしかして、人間は知らぬ間に自然への「謙虚さ」を忘れて、その「元本」に少しずつ手をつけてるんじゃないかな?って
苫小牧の東部地区にあったたくさんの木々はどんどん切り倒され、宅地に変わっていくのを見るたび、この言葉、思い出すんです・・・。
「人間は自然の利息で暮らしている」
コメント
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2 コメント
良い言葉だね。
マタギの人たちもアイヌ人たちと同じ精神。
山からの恵みを分けてもらっている。
何度もそういっていました。
アルキメデス様
精力的に山登りしている様子。足の調子は大丈夫ですか?
こういう言葉はいつまでも忘れてはいけないなーと思ってます。
人間が一番偉いわけではないのだから・・・。 女将