鼻歌
関東地方では、信じられない位の雪が降ってますね。
こちらは朝から快晴。外にいて家に入ると、暗くて目が慣れません。道路はこの暖かさで雪も溶け、水溜まりがあちこちに出来て、車の運転も泥はねに注意です。車も汚れてこの状態はしばらく続きますね・・・。
最近読んだ本で佐藤愛子さんのエッセイ。大好きなんですよね、佐藤愛子さん。「ばさっ!」と今どきの?を切り倒し、尚かつ痛快にコメデイータッチで。
その中で、最近は「鼻歌」を歌う人の姿が見えなくなったと・・・。
そういえば、ほんと鼻歌を歌っているおじさんさえもいないような。昔は(昭和の時代)何か手仕事をしている職業の人は、なにかしらふんふんと鼻歌を歌っていた記憶がありますね。
昔、私が小さい頃、借家住まいでその大家さんの名前は「大屋」さん。冗談のような本当の話。大家さんのおじさんは、造園屋さんでいつも長靴を履いてました。その長靴は足のサイズよりも大きかったのか、いつも「ガボガボ」と音をたてながら、必ず鼻歌を歌って草木をいじってたのを覚えています。顔は忘れてしまったけれど、その「ガボがボ」と鼻歌は印象的で・・・。
今や鼻歌は「カラオケ」に変わってしまったのかな?
鼻歌が聞こえていたあの時代はきっと、いまよりは少しだけ時間的にも心にも余裕があったのかな?
今じゃ鼻歌を歌ってる人がいたら、奇異な目で見られるか能天気にみられちゃうんじゃないかと・・・。考え過ぎ?
お義父さんは、少しだけお酒が入って気持ちがよくなると、目をつぶって宮城の歌を歌っています。
何かいいんだよなー、そんな感じ・・・。
コメント
コメントを書き込む場合には、下のボックスにご記入下さい。
2 コメント
雪はすっかり融けて雨。
めまぐるしいお天気の東京です。
アルキメデス様
そうですね、こちらは早くも日中お陽様がでていると、
道路のあちこちから、つるはしで氷を割る音が聞こえます。
懐かしいでしょう・・・。
春が待ちきれません。 女将