悲しい事件
まったく・・・寒い日が続きます。日本だけではないようなので、我慢はしますが。
民生委員を12月から引継ぎ、それぞれの一人暮らしのお宅訪問へいよいよ一人でデビューしました。本当にというか有難いことに、皆さん温かくて「ご苦労様」だとか「こうやって様子を見に来てくれてうれしいよ」の言葉をもらい、こちらの方が気持ほっこり・・・。俄然やる気もでてきます!
世の中では、今一番視聴率が取れるのではないかという「認知症」をテーマにした情報がいっぱい。どれも不安をあおるものばかりです。
たとえそうなったとしても、「全然大丈夫!安心して!みんなまわりでフォロしてるからね」というあったかい社会作りも多いに必要なのではと強く思うのです。
安心して会社を続けながら、介護できる社会体制。
悲しい事件が中標津で起きました。進んでいく父親の介護に疲れ57歳の息子が父親の首を絞めて殺してしまいました。妻と二人で始めた介護も妻が病死。自分は仕事を辞め、真面目に一生懸命父親を見ていたと近所の人は言います。
胸が苦しくなる事件です。
自分は介護する環境からは無縁だから・・と言っていられる今ではありません。
「絆」を求めている人は、たくさんいるのです・・・。
コメント
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6 コメント
ふと倉本聰の「昨日、悲別で」を思いだしました。
30年も前のドラマ。話は全く違うけど、ドラマになりそうな背景を感じました。
何軒くらい受けもっているのでしょう。
介護疲れから来る痛ましい事件は後を絶たない問題です。
する方もされる方も大変な事ですね。
一人で背負わないで公の介護援助も上手に取り入れて出来ると良いのですがね。
切実な問題だと思います。
女将さんの訪問は皆さん心待ちにしていらっしゃることでしょう。
歳をとって来ると優しい声掛けが一番嬉しいです。
義父母の介護を間近で見ていたので、大変さは良くわかります。
妻に医療関係の知識や経験が有ったから、何とか看取れたのだと思います。
一般の人で、しかも一人で背負うとなると・・・
アルキメデス様
民生委員それぞれの受け持ち数は多少違いますが、20?30件位ですかね。
今だったら65歳以上といっても、皆元気ですから「見守り」の必要性という部分では
少ないかもしれません。 女将
tama様
昨日も民生委員仲間で話しましたが、一応に歓迎される訳でもなく
迷惑そうな顔をされる場合もあるようです。(ドアを開けてもらえなかったり)
なかなかそこの部分も難しいですね。
個々の人柄を見てということもあるので、奥が深い仕事です。 女将
走れ!メタボ様
国では、「オレンジプラン・・・在宅の介護」というものを進めていくようですが、
末端では、まだまだ人的不足や制度が行き届かないのでは?と危惧しています。
社会保障の制度は、まったなしの急務だと思います。 女将