獲物をゲット?
かなり前から、ただで素泊まりしていた厨房のくも君。クモの巣を張っていたものの、獲物を取る様子もなく、ただナマケモノのようにじっとしていたんです。つれあいさんとも「じっとしていて体力は消耗しないものの、お腹すかないんだろうかね?」と話をしていたのですが・・・。
あくる日、ふと見るとトンボが2匹、巣に引っかかっているではありませんか!
くも君は、バタバタと手足を動かすトンボをすかさず引き寄せ、ゲット!です。あまりの事に思わず見入っていました。早く誰かに見せたいなーと思っていたところに、ちょうどつれあいさんが外から帰ってきましたので、
「見て!見て!クモの巣にトンボが引っかかってたよ!」と興奮気味に話すと・・・。
「あーそれ、俺がさっきつなぎトンボを取ったから引っ掛けておいたんだ」。
「えっ!・・・」。弱肉強食のすごさに一人興奮していたのもつかの間、一気にテンション下がってしまいました。でもくも君の獲物をゲットした時の動きの速さにはびっくりでしたが。
さぞや心優しいつれあいさんに、くも君も感謝していることでしょう。
そして今、体液を吸われたトンボはミイラのように干っからびてぶら下がっているのであります。
コメント
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2 コメント
初めてコメントさせていただきます
映画「愛の予感」を観終わって、あの旅館はどこだろう?と検索したら
とても楽しいブログにたどり着きました(笑)
劇中の食事がなかなか頭から離れず、卵ご飯が今どうしても食べたいです。
映画、本当に素晴らしかったです!
原風景のようでした。
北海道に行った際には寄らせてください。
Bando様
はじめまして!
コメント、ありがとうございます。
あの時の撮影を思い出しています。
何せ早取りの小林監督ですから、期間も短く内容も濃く(?)、
終わっって帰られたのは、12月の30日だったと記憶しています。
寒い撮影でした。
その年の最後のお客さん。
なんにもない勇払ですが、こちらにいらっしゃったら是非お立ち寄りください。 女将