おばさんという人種
苫小牧の天気、大荒れです・・・。たしか先週の火曜日もすごくて暴風雪。登別の鉄塔が倒れた日でした。どうなってるんだろう、12月・・・。
「おもしろいよう!」と借りて読んだこの本、さすが林真理子さんです。おもしろかったー。抜粋しますね。
「私はつくづく思う。今ぐらい年をとるのがむずかしい時代はないのではないだろうか。
昔、いやちょっと前まで女たちは四十過ぎれば”おばさん”になることが出来た。女を捨てたという意見もあるかもしれないが、穏やかで平和なおばさんの世界は悪くない。
あの頃の女は、諦念ということを知っていた。自分ひとりだけが諦めるのはみじめであるが、日本中みんなが諦めていたのだからどうということはなかった。
私は「美魔女」という人たちを雑誌で見るたび、感心すると同時に少々怖くなってくる。これだけの顔と体を手に入れるために、どれだけ努力が必要なのであろうか。おそらく膨大な遺憾とお金が遣われるに違いない」
などなど、林さんの自虐的な表現とおもわず膝を叩くような「そうなのよ!」と思ってしまう文章。楽しかったですよ。
林さんが言うようにあちらの世界(あきらめてしまう側)に行かず、努力だけはし、スピリットはおばさんでいこう!
やさしき人種、おばさん!お節介で親切。好奇心いっぱい、噂好きでお喋り・・・。
若い時は居心地の悪かったこのキャラが、外見がおばさんになるとぴったりするのは何故だろう・・・。
コメント
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2 コメント
おばさんと美魔女の間には、それ以前の!?があるのかもしれませんが・・・。
林氏の後に、美魔女的集団がこんなに付いて来るとは
彼女も思わなかったのでは〜
アルキメデス様
あの林さんの潔さというか、正直な話が女性には受ける!
美魔女さんたちを見ると、女性もいろんなタイプがいて幅広いなーと思います。
つくりものの方達も結構いるけど・・・。
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