1年経ちました
あの東日本大震災から1年。
この1週間は、テレビ・新聞ではさまざまな震災関連の話が伝えられ、その度心が痛くなりました。それぞれに深く重い痛手を抱えながら、それでも必死に頑張っている姿に、何度も目頭が熱くなり、1年前と同様心に重しをかけられたようになりました・・・。
今日も朝から震災関連のテレビを見て涙しながら、それでも決して目を背けてはいけないと思って・・・。
これが紛れもない現実と受け止め、1年前に感じた「当たり前の幸せ」を決して忘れることないようにと、心に刻む今日3月11日です。
つれあいさんは脱サラをしたあと調理学校を出、仙台のちゃんこ料理屋さんに修行に行きました。その当時お世話になったご主人が去年亘理で震災にあい、亡くなりました。お義母さんの親戚にあたります。そのご主人は春日野部屋のお相撲さんでした。
何年か前、二人で亘理を訪れました。そう桜が咲いていたころでした。
息子さんにお店を任せ、亘理でひとり隠居して(奥様を病気で亡くされていましたので)いちごを作り、ちゃんこ屋さんのデザートに出してるんだと、生き生きと笑顔で語っている姿が今も思い出されます。
これからも毎年亘理のいちごを見るたび、あのご主人の笑顔を思い出すことでしょう。
合掌・・・。
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2 コメント
今朝のNHK「朝イチ」の特集は、亘理町の苺農家でした。
苺農家の二代目が、北海道の伊達町で苺農業を始めるというもの。
なかなかの二代目が、雪のなかでハウスを作っていました。
技術をもっていれば強いことが分かりました。
亘理町は、懐かしいです。
アルキメデス様
道内ニュースでも、よく取り上げられています。
伊達では、このまま根付いて住み続けて欲しいと思い、
地元では残ってハウス栽培で再起をかけている父親が、
早く帰って来て欲しいと思い・・・。
間で心が揺れ動いている息子さんの姿が放送されてました。
どちらの気持ちもよくわかり、複雑です。
どの位の時間がかかるのかなー。 女将